ホームページ制作をしておりますエムリンクスの前田です。
息子といっしょに仕事したい
私は今、Web制作と便利屋の仕事をしています。
パソコンに向かってデザインやプログラミングをしたり、民泊の清掃をしたりと、デスクワークと体を使う仕事を行き来しながら日々を過ごしています。
そんな私の心に強く残っている出来事があります。
それは、息子が高校を卒業する時にくれた一通の手紙です。
「パパの仕事を継ぐという夢ができた」
卒業式の日、息子からもらった手紙にはこう書かれていました。
「パパの仕事を継ぐという夢ができた」
この言葉を読んだ瞬間、驚きとともに、胸の奥からじんわりとうれしさが広がりました。
仕事はときに大変で、体も動かし、頭も使い、うまくいかない日もあります。
それでも楽しさややりがいを感じている姿が、息子にはちゃんと伝わっていたのだと感じました。
大人が楽しそうに働くことが何よりの教育
その手紙を読んでから、「やっぱり大人が楽しそうに働く姿を見せることが、一番の教育なんじゃないかな」と強く思うようになりました。
親として、息子に何を残せるのか——。
たぶんお金や物よりも、「仕事って面白い」「自分の力で誰かの役に立てるって最高だ」という価値観を、背中で示すことなのかもしれません。
Web制作と便利屋、二つの顔を見せたい
私の仕事は少し変わっていて、パソコンの前でデザインをしたり、コードを書いたりする時間と、現場で汗を流す時間の両方があります。
どちらもやりがいがあり、「クリエイティブな仕事」と「体を使う仕事」の両方を経験できるのは、息子にとってもきっと貴重な学びになるでしょう。
大人の仕事はひとつじゃない。自分の工夫次第で働き方はもっと自由にできる。そのことを伝えたいのです。
親子で働くための心構え
- 役割を明確にする:親子だからこそ甘えや遠慮が出やすい。だからこそチームメイトとしての役割分担が大切です。
- 家庭と仕事を切り替える:現場では仲間、家に帰れば親子。その切り替えを意識したいです。
- チャレンジを楽しむ姿を見せる:成功も失敗も含めて挑戦を楽しむこと。それが何よりの教育になるはずです。
未来に向けて
息子と一緒に現場で汗を流したり、並んでパソコンを開いてサイト制作をしたり。
そんな日が来るのを楽しみに、今日も一つひとつの仕事に向き合っています。
「仕事は大変なこともあるけれど、やっぱり楽しい」——その思いが、これからも息子の心に届くように。