ホームページ制作をしておりますエムリンクスの前田です。
今回は、こんなお悩みを持つ方に向けて書いています。
「アクセスはあるのに、なぜか問い合わせが増えない・・・」
「サービスには自信があるのに、なぜ選ばれないのか分からない・・・」
実はこれ、“感情設計”ができていないことが原因かもしれません。
なぜ「感情」が集客に効くのか?
人は「論理」では動かず、「感情」で動く――マーケティングの世界ではよく言われる真実です。
「この商品、スペック的に最適だから買いました」ではなく、「なんか好き」「なんとなく安心できそうだったから」という感情が先に動くのです。
つまり、感情を動かす仕掛けがないホームページは、どんなに機能的でも選ばれません。
感情を動かす3つのテクニック
共感から始める:「これ、私のことだ!」が第一歩
ホームページの冒頭からいきなりサービスの説明に入っていませんか?
それ、初対面で年収の話をするようなもの。ひかれます(笑)
まずは、訪問者の悩みや不安に共感する言葉を入れましょう。
例:
「SNSも頑張ってるのに、お客様が増えない…そんなお悩み、ありませんか?」
共感されることで、「この人、わかってくれてる」と心を開いてくれます。
ストーリーで心をつかむ:「あなたにも起こりうる話」
数字の実績より、物語の方が感情に刺さります。
例:
「ある小さなパン屋さん。開店から3ヶ月、来店は近所の知り合いだけ・・・でも、ホームページをリニューアルしたらSNS経由で遠方からのお客様が来るように!」
こういったリアルなエピソードが、訪問者の心に残ります。
「未来の自分」を見せる:ビフォーアフターの魔力
感情が動くとき、人は「なりたい姿」を想像します。
そこで効果的なのがビフォーアフターです。
Before:
「問い合わせゼロ、Googleマップの評価もなし」
After:
「ホームページ経由で毎月5件の問い合わせ。お客様の声も掲載し、信頼感UP!」
この変化を見せるだけで、訪問者は自分もそうなれるかもと行動意欲が高まります。
デザインにも「感情設計」は必要
「感情に響く」って、言葉だけじゃありません。
見た目(デザイン)も重要です。
・暗い配色 → 不安・緊張
・明るく統一感のある配色 → 安心・信頼
・ごちゃごちゃした構成 → 混乱・ストレス
・余白を活かしたレイアウト → 安定・好感
訪問者が「気持ちよく読める」「見てて疲れない」ページづくりも、立派な感情マーケティングです。
NGパターン:感情が迷子になるホームページの例
あなたのホームページ、こんなことになっていませんか?
・最初に会社の理念(共感できる前に離脱)
・専門用語だらけ(何を言ってるか分からない)
・お客様の声ゼロ(信頼できない)
・お問い合わせボタンがどこか分からない(イライラする)
これ、全部「感情を無視」した作りです。
逆に、訪問者の気持ちを想像しながら設計するだけで、反応はまったく違います。
感情を動かすことは、売上を動かすこと
人は、心が動いたときに「行動」します。
つまり、
・感情が動く → 共感が生まれる
・共感が生まれる → 信頼される
・信頼される → 問い合わせ・購入される
ホームページもチラシも名刺も、感情に働きかける「設計」がなければ、ただの情報の羅列です。
感情を動かすデザイン、つくります
あなたの商品やサービスには、もっと伝わる方法があるはずです。
「見た目」や「言葉」の力で、お客様の心を動かし、「なんか好き」「この人にお願いしたい」と思ってもらえる仕掛けを、私たちはデザインしています。
ロゴ・名刺・チラシ・ホームページのご相談、いつでもお気軽にどうぞ!
読んでくださった“あなた”の感情が少しでも動いたら、それが「集客の第一歩」です。
あなたのビジネスも、もっと“選ばれる”ようになりますよ。