ホームページ制作をしておりますエムリンクスの前田です。
きっかけは、何気ないお客さまの一言
ある日、ホームページ制作をご依頼いただいたお客さまと打ち合わせをしていた時のこと。
こちらが「このキャッチコピー案、どうですかね?」といくつか提案していたところ、お客さまがふとこうおっしゃったのです。
「あ、私は“◯◯”って言われると、つい読みたくなっちゃいますね。」
その一言を聞いた瞬間、私は「なるほど!それだ!」と、心の中で大きくうなずいていました。
“人を惹きつける言葉”って、作り込まれたプロのコピーだけではなく、実際の感情や行動に直結する言葉から生まれるんだと、改めて感じたんです。
惹きつける言葉は、「感情」を動かす
このときのお客さまの言葉は、まさに「読みたくなる」という“感情”が含まれていました。
テクニックではなく、リアルな心理からくる言葉。だからこそ人の心に響く。
そして、この時私は「言葉を考えるときは、相手の感情に近づくことが何より大切」だと学びました。
単に「伝える」のではなく、「共感させる」「動かす」言葉を選ぶ。
そのヒントは、現場に、つまりお客さまの言葉の中にあるんですね。
現場から学ぶ、“自然な言葉”の力
たとえば、 「ご相談はこちらから」よりも「まずはお気軽に話してみませんか?」 「資料請求」よりも「中身をチラ見してみたい方はこちら」
こんなふうに、ちょっとした言い回しの違いで、印象が大きく変わります。
そして、こうした言葉はプロのコピーライターでなくても作れます。
日々お客さまと接しているからこそ気づける、“生きた言葉”なのです。
お客さまは、最高のコピーのヒントをくれる存在
「言葉に詰まったら、お客さまの声を聞く」 これは、私がホームページ制作をしていく中で身につけた、大切な習慣のひとつです。
特に、ホームページを作るとき、「どう書けば集客につながるか?」と悩むよりも、「お客さまはどんな言葉に共感してくれたか?」に目を向けると、ヒントが見えてきます。
人を惹きつける言葉は、あなたのまわりにある
今日のブログでお伝えしたかったのは、 「人を惹きつける言葉」は、自分の中から絞り出すだけでなく、お客さまの言葉の中にたくさん眠っているということ。
だからこそ、お客さまとのやりとりは、ただの商談ではなく、
未来の自分を助けてくれるヒントの宝庫なんです。
言葉に悩んだら、ぜひ“現場の声”に耳を傾けてみてくださいね。
そこには、あなたのビジネスを前に進めてくれる力があります。