ホームページ制作をしておりますエムリンクスの前田です。
会議やプレゼン、スピーチの場面で、こんな経験はありませんか?
「ちゃんと準備したのに、なぜか反応が薄い」
「内容は間違っていないのに、心に届いていない気がする」
その原因は、“話の内容”ではなく、原稿が見えている話し方にあるかもしれません。
原稿を完璧に作る人ほど、落ちやすい落とし穴
ある方が、プレゼンで発表することになりました。
伝えるべき課題を明確にし、説明の順番を考え、内容をすべて文章に書き起こし、何度も練習されたとのこと。
準備としては完璧です。
そして本番前、数人の前で予行演習。
ほぼ原稿通りに話し終え、「手応えあり」のようでした。
しかし、皆さんの反応は、
「原稿をそのまま読んでいるような発表だね」
内容は良い。構成も良い。
でも、言葉と言葉の間に“余白”がなく、息が詰まるような話し方になっていたのです。
なぜ「原稿が見える」と伝わらないのか
感情が乗らない
原稿を追うことに意識が向くと、「伝える」よりも「間違えない」が優先されます。
すると声の抑揚が消え、棒読みになります。
相手を見なくなる
原稿に集中すると、聞き手の反応を感じ取れません。
結果、独り言のようなスピーチになります。
間(ま)がなくなる
文章通りに読もうとすると、自然な間が消えます。
これが「息苦しさ」の正体です。
実は、私もそうでした
これは他人事ではありません。
私も以前は、原稿をガチガチに作り、手元に置いて話していました。
でも、あとで動画を見ると・・・
見事に棒読み😅笑
自分では一生懸命話しているつもりなのに、どこか“心が乗っていない”。
そこで思い切って、原稿を見ないことにしました。
最初は怖かったです。
でも、伝えたいポイントだけを頭に入れて話すようにすると、
- 相手の目を見るようになり
- 自然な間が生まれ
- 言葉に感情が乗るようになりました
結果、反応がまったく変わりました。
原稿は「型」。でもゴールではない
原稿を書くこと自体は、とても大切です。
構成を整理し、自分の考えを明確にする“型”になります。
しかし、本番ではその型から一歩抜ける必要があります。
型を守る段階 → 型を使いこなす段階へ
これが次の成長です。
伝わる人がやっていること
- 全文を覚えようとしない
- キーワードだけを頭に入れる
- 相手の反応を見ながら話す
- 間を恐れない
沈黙は失敗ではありません。
考えている時間も、立派なメッセージです。
原稿という型を習熟したら、次の成長段階に
安心のための原稿か。
伝えるための言葉か。
あなたのプレゼンは、どちらになっていますか?
これ、1対1の仕事の打ち合わせでも使えるので、私も日頃のプレゼンの機会に実践するようにしています。



