ホームページ制作をしておりますエムリンクスの前田です。
パソコンが急に重くなったら試すべき5つのポイント
お客様からのご相談がきっかけで
先日、お客様から「パソコンが急に重くなったんだけど、何をしたらいい?」と相談を受けました。
普段はホームページ制作やデザインのお話をすることが多いのですが、実は私は元システムエンジニア。
パソコンのトラブル対応もお手のものです。
せっかくなので、そのときにお伝えした「パソコンが急に重くなった時に試すべき5つの方法」を、ここでシェアしたいと思います。
専門知識がなくてもできる簡単な方法なので、ぜひ参考にしてください。
1. 再起動する
一番シンプルですが、意外と効果的なのが「再起動」です。
長時間パソコンをつけっぱなしにしていると、メモリに不要なデータがたまり、動作が重くなります。
再起動することでメモリがリセットされ、サクサク動くようになることがあります。
特にWindowsの場合、スリープや休止状態ではリセットされないことが多いので、完全な再起動をおすすめします。
2. 不要なアプリやブラウザのタブを閉じる
「気づいたらブラウザのタブが20個開いていた…」なんてこと、ありませんか?
タブやアプリは、開いているだけでメモリやCPUを消費しています。
特に動画サイトや画像の多いページは負荷が高いので、使わないものは閉じましょう。
また、常駐アプリ(右下のタスクトレイにあるアイコン)も確認し、不要なものは終了させると軽くなります。
3. ディスクの空き容量を確保する
ストレージ(HDDやSSD)の空き容量が少なくなると、動作が著しく遅くなります。
Windowsの場合は「設定」→「システム」→「記憶域」から容量を確認できます。
不要なファイルや古いダウンロード、使わないアプリを削除して空き容量を作りましょう。
また、「ディスククリーンアップ」や「ストレージセンサー」機能を使うと、一気に不要データを削除できます。
4. ウイルススキャンを行う
ウイルスやマルウェアが原因で動作が重くなっている場合があります。
普段からセキュリティソフトを使っている方も、おかしいと思ったらフルスキャンを実行してみましょう。
もしセキュリティソフトを入れていない場合は、Windows標準の「Windows Defender」でも十分効果があります。
スキャン中は多少動作が遅くなりますが、終わった後は快適になる可能性があります。
5. 冷却とホコリ対策
パソコン内部の温度が高くなると、自動的に性能を落として熱を抑える仕組みが働きます。
これが原因で動作が遅くなることもあります。
デスクトップなら内部を開けてホコリを掃除し、ノートパソコンなら底面の通気口をきれいにしましょう。
冷却台を使うのも効果的です。
お客様からの相談を受けて改めて感じたのは、パソコンの不調はちょっとしたメンテナンスで改善できることが多いということです。
今回ご紹介した
1. 再起動する
2. 不要なアプリやタブを閉じる
3. ディスクの空き容量を確保する
4. ウイルススキャンを行う
5. 冷却とホコリ対策をする
この5つを試してみれば、大抵の「急に重くなった」症状は改善します。
もしこれでも直らない場合は、ハードディスクやメモリの故障が考えられるので、早めの専門業者への相談をおすすめします。
普段からこまめにメンテナンスしておくと、トラブルを防ぎ、仕事の効率もアップします。
パソコンはビジネスに欠かせない相棒。
定期的にいたわってあげましょう。