ホームページ制作をしておりますエムリンクスの前田です。
失敗談を話した方が仕事が増えた理由
「失敗した話なんて、できれば出したくない・・・」
正直、以前の私はそう思っていました。
でも今は、あえて失敗談を話すようにしています。
なぜなら、その方が明らかに仕事が増えたからです。
完璧な人より「リアルな人」が選ばれる時代
ホームページ制作でも、便利屋でも、どんな仕事でも同じですが、お客様が本当に知りたいのは「実績」だけではありません。
それよりも、
- この人、ちゃんと向き合ってくれそうか
- 失敗したとき、誠実に対応してくれそうか
- 長く付き合える人か
このあたりを、無意識にチェックしています。
成功話だけでは、逆に信用されない
以前の私は、「うまくいった話」「成果が出た話」ばかり発信していました。
でも正直、どこか反応が薄い。
ある時、何気なくこんな話をしました。
「正直、最初はこのやり方で失敗しました」
「お問い合わせが全然来なかった時期があります」
すると不思議なことに、
- 「その話、めちゃくちゃ共感します」
- 「正直に話してくれて安心しました」
- 「だから今のやり方なんですね」
こうした声をもらうようになりました。
失敗談=マイナスではない
失敗談というと、「自分の評価が下がる」と思いがちです。
でも実際は逆でした。
失敗談を話すことで、
- 経験値の深さが伝わる
- 表面的じゃないことが伝わる
- 同じ目線で話してくれる人だと思われる
結果として、「この人にお願いしたい」に変わっていきました。
ホームページも同じです
これは、ホームページでもまったく同じです。
・キレイすぎる言葉
・成功事例だけを並べた文章
・弱みが一切見えない構成
こうしたホームページは、一見よさそうに見えて、実は距離を感じさせます。
一方で、
「こんな失敗がありました」
「最初はうまくいきませんでした」
「だから今はこうしています」
この流れがあると、一気に人としての信頼感が生まれます。
失敗を語れる人は、もう一段階上に行ける
失敗談を話すのは、勇気がいります。
でも、それを話せるということは、すでに乗り越えてきた証拠でもあります。
だからこそ、失敗談は「恥」ではなく、一番の武器になります。
もし今、「発信することがない」「何を書けばいいかわからない」と思っているなら、まずは、過去の失敗を一つ思い出してみてください。
そこには、仕事が増えるヒントが必ずありますよ。



