ホームページ制作をしておりますエムリンクスの前田です。
「ホームページを作ったのにアクセスが増えない…」
「検索順位がなかなか上がらない…」
そんな悩みをお持ちの方に、ぜひ知っていただきたいのが「ロングテール戦略」です。
この記事では、ロングテールとは何か、そしてホームページ集客やSEOにおいてどのように活用できるのかをご紹介します。
ロングテールとは?
「ロングテール(long tail)」とは、検索回数の少ないニッチなキーワードのことです。
グラフにすると、検索数が多いキーワードは「頭(ヘッド)」の部分に集中していますが、その後ろにずっと続く、検索数が少ないが種類の多いキーワードの部分が「尻尾=ロングテール」です。
例えば…
- ビッグキーワード(ヘッド):「ホームページ制作」
- ロングテールキーワード:「広島 飲食店 ホームページ 安い」「WordPress お問い合わせフォーム エラー」
なぜロングテールが重要なのか?
理由はシンプル。検索数が少なくても、合計すると大きなアクセス数につながるからです。
しかも、ロングテールで検索するユーザーはすでに目的がはっきりしていることが多く、成約率(コンバージョン率)も高いのが特徴です。
ビッグキーワードとの違い
種類 | 特徴 | 難易度 | 成約率 |
---|---|---|---|
ビッグキーワード | 検索数が多い/競合が激しい | 高い | 低め |
ロングテール | 検索数は少ない/ニッチで具体的 | 低い | 高い |
ロングテールSEOのメリット
- 検索上位が狙いやすい
- 競合が少ない
- 訪問者のニーズが明確
- 成約につながりやすい
- 継続的なアクセスが見込める
実際、私たちが手がけた中小企業や店舗のホームページでは、「地域名+業種+悩みキーワード」などロングテールを意識した記事を量産することで、アクセス数が着実に伸びています。
具体的な活用方法
① ブログ記事で網羅する
たとえば、広島の整体院なら…
- 「広島市中区 肩こり 整体」
- 「広島市 整体 夜遅くまで営業」
- 「広島 産後骨盤矯正 女性スタッフ」
このようなキーワードでブログ記事を書くことで、地域+悩みの掛け合わせに対応できます。
② Google検索の関連ワードを活用する
検索窓にキーワードを入力すると、下の方に「関連する検索キーワード」が表示されます。
これらは実際に検索されているニーズなので、ロングテールキーワードの宝庫です。
③ お客様の質問をネタにする
「お客様が実際に質問してきた内容」は、リアルなニーズです。
そのままタイトルにして記事にするだけで、ロングテール対策になります。
最後に
ロングテール戦略は、個人事業主や中小企業、ニッチな業種にこそ効果を発揮します。
弊社では、ホームページの設計段階からロングテールSEOを意識し、ブログやコンテンツ戦略までトータルでご提案しています。
「アクセスが少ない」とお悩みの方は、今こそロングテールキーワードを意識した記事づくりを始めてみませんか?