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自分の時間は有限です。
1日のうちにやれることには限界があります。
特に経営者やフリーランスは、自分の時間単価を意識して行動することが成功への近道です。
今日は、実際に使える“断る技術”の具体例を紹介してみたいと思います。
時間単価を意識するとは?
時間単価とは、「1時間あたり自分が稼ぐ価値」です。
例えば、あなたの時間単価が5,000円なら、1時間で5,000円以上の成果につながらないことに時間を使うのは効率的ではありません。
逆に、自分の時間単価を意識して行動すれば、自然とやるべきことに集中でき、成果も上がります。
断る技術の基本
「断る」と聞くとネガティブに感じるかもしれませんが、ビジネスではむしろ必須スキルです。
ポイントは以下の3つです。
感情ではなく価値で判断する
感情や「頼まれたから断れない」という理由で動くと、時間単価は下がります。
例えば友人から「急ぎで手伝ってほしい」と頼まれたときも、自分の仕事に直結するか、成果に結びつくかを基準に判断します。
丁寧に断るフレーズを用意する
断る際は「申し訳ないですが、自分の仕事に集中したいので今回は見送ります」というように、相手に失礼なく伝える言葉を用意しておくと便利です。
具体例:
- 「すみません、今回は対応が難しいです」
- 「現在のプロジェクトに集中したいため、見送らせてください」
- 「今後の予定を考えると対応が難しいです」
代替案を出す
断るだけではなく、相手にとっての解決策を提示すると印象が良くなります。
例:
- 「私ではなく〇〇さんなら対応可能です」
- 「今回は難しいですが、来週なら時間が取れます」
実践例:仕事の依頼を断る場合
例えば、クライアントから追加業務の依頼がきたとします。
自分の時間単価が高い作業に集中したい場合、次のように断ることができます。
「ご依頼ありがとうございます。今回の追加作業については、私の現在の業務集中のため対応が難しい状況です。もし差し支えなければ、〇〇さんを紹介することも可能です。」
ポイントは、「断る」だけで終わらせず、代替策を提示すること。これにより関係性を壊さず、自分の時間も守れます。
断ることで時間単価は上がる
断ることに慣れると、自分が本当に価値を生み出せる仕事に集中できるようになります。
結果として、時間単価が上がり、収益や成果も向上します。
もちろん最初は勇気がいりますが、練習すれば自然にできるようになります。
最後に
自分の時間単価を上げるための“断る技術”は、ビジネスの成長に直結します。
感情ではなく価値で判断し、丁寧に断り、代替案を出すことで、自分の時間を守りながら信頼も失わずに済みます。
今日から意識的に小さな依頼から断る練習をしてみましょう。
きっと、あなたの時間単価は必ず上がりますよ!



