ホームページ制作をしておりますエムリンクスの前田です。
「おしゃれなだけ」では、売上は上がらない!?
突然ですが、こんな経験ありませんか?
「うちのホームページ、デザインは超イケてるのに、全然お問い合わせが来ない・・・」
はい、それ、ホームページの“目的”が曖昧なんです。
例えるなら、地図も目的地もないままに旅に出るようなもの。
「どこ行きたいか分からないけど、とりあえず高級車に乗ってみた」みたいな。
かっこいいけど・・・たぶん、迷子になります(笑)
今回は、そんな迷子ホームページから脱却するために、目的から逆算して作るホームページ設計術を、初心者にも分かりやすく解説していきたいと思います。
【目的が命】ホームページは「何のために作るのか」がすべて!
よくある失敗例:「とりあえず会社案内代わりに・・・」
社長:「最近、取引先もみんなホームページ持ってるし、うちもそろそろ作ろうかと」
Web制作会社:「どんな目的で作りたいですか?」
社長:「いや、特にないけど、とりあえずかっこよく、いい感じにして」
— これ、一番よくある失敗パターンです。
ホームページは目的によって、設計・構成・デザイン・導線が全部変わります。
以下のように、目的によって全く違うアプローチが必要です。
目的 | 設計ポイント | 必要な機能 |
---|---|---|
集客 | SEO、CTA配置 | ブログ、問い合わせフォーム |
採用 | 社員インタビュー、社風の紹介 | 採用ページ、募集要項 |
ブランド強化 | ストーリー性、世界観の統一 | 写真・動画コンテンツ |
EC(販売) | 商品紹介、購入までの導線 | カート機能、決済 |
【逆算設計】目的からホームページを作る手順
ステップ1:目的を1つに絞る!(欲張らない)
まずは「このホームページで何を達成したいのか」を明確にしましょう。
✖:「商品も売りたいし、採用もしたいし、SNSにもつなげたい」
〇:「まずは、資料請求数を増やすことを最優先に」
全部をやろうとすると、ユーザーも迷子になります。まずは一つに絞るのが鉄則。
ステップ2:ターゲットを明確にする(誰に見てほしいの?)
目的が決まったら、次はターゲット設定です。
「20代の女性」とかではなく、「20代後半で転職を考えている営業職の女性」のように、できるだけ具体的に。
例:
・ペルソナ:28歳女性、東京都内勤務、営業職、やりがいに悩んでいる、転職を検討中
・ニーズ:信頼できる企業情報、会社の雰囲気、社員の声が知りたい
これがあると、コンテンツや写真選びにも一貫性が出てきます!
ステップ3:ゴールを設定する(KPIを決めよう)
ホームページを見に来た人に、最終的に何をしてほしいか?
・資料請求?
・問い合わせ?
・電話?
・来店予約?
この「ゴール(KPI)」がないホームページは、ただの電子看板。
ボタンの配置や導線設計も、ゴールに向かって導いていく必要があります。
ステップ4:コンテンツ設計(ストーリーを描く)
ホームページは、ただの情報の羅列では成果が出ません。
1ページ目で興味を引き、2ページ目で信用を高め、最後にアクションを起こさせる。
まるでデートのような流れが重要です(笑)
例:
1.トップページ:印象づけ+導線設計
2.サービスページ:メリット・他社との違いを訴求
3.会社概要:信頼性アップ
4.お客様の声:共感と安心感
5.お問い合わせページ:ハードルを下げる工夫
【デザインの罠】かっこよさだけを追い求めた結果・・・
「プロっぽくてかっこいいホームページを作ってください!」
と、よく言われます。
もちろん見た目は大事。
でも、“かっこよさ”だけじゃダメなんです。
例えば・・・
・黒背景に白文字。スタイリッシュ!でも見にくい・・・
・アニメーションが多くて重い。スマホで固まる・・・
・写真がオシャレすぎて、何の会社か分からない(笑)
ユーザーは、デザインを見に来てるんじゃない。情報を探しに来てるんです。
ホームページは“戦略的にかっこよく”が正解!
最後に、もう一度大事なことをまとめておきます。
ホームページは「目的ありき」で設計するべし
目的 → ターゲット → ゴール → コンテンツ の順で逆算
デザインは「ユーザー視点+目的達成」が基本
あなたのホームページ、迷子になってませんか?
私たちは、「かっこいいだけ」じゃなく「結果の出るホームページ」を作ることにこだわっています。
もし今、「なんとなく作ったホームページ」をそのまま放置しているなら、ぜひ一度ご相談ください。
一緒に、あなたの“目的達成のための地図”を作りましょう!
\無料相談受付中!/