ホームページ制作をしておりますエムリンクスの前田です。
ホームページの役割を勘違いしていませんか?
多くの方が「ホームページ=集客のための道具」と考えています。
もちろん、検索で見つけてもらったり、広告からアクセスを集めたりすることも大切です。
でも、実際に仕事につながるのは「新規の集客」よりも「紹介」からの依頼が圧倒的に多いんです。
私自身もそうですが、経営者同士の紹介や、お客様からの口コミ経由のほうが、仕事の確度も高く、継続的なお付き合いにつながります。
紹介を生むホームページの特徴
紹介が生まれるホームページは、ただ情報を並べているだけではありません。
紹介してもらうためには、第三者が「この人なら安心して紹介できる」と思える材料を載せることが必要です。
たとえばこんな要素です。
- 代表挨拶や自己紹介 – 人柄が伝わる文章や写真
- お客様の声 – 実際の体験談や具体的な成果
- ストーリー – なぜこの仕事をしているのか?の想い
- 紹介しやすいメニューや料金体系 – シンプルで分かりやすい内容
紹介する側からすれば「このページを見てもらえば分かるよ!」と安心して言えるサイトが強いのです。
集客型と紹介型の違い
集客型ホームページは、検索や広告から来た「初めまして」の人に向けて作られています。
一方、紹介型ホームページは「誰かから聞いて興味を持った人」に向けて作られています。
この違いを意識するだけで、ページ構成や文章の書き方が変わります。
・集客型 → キャッチコピー重視、SEO対策重視
・紹介型 → 信頼感重視、人柄重視
つまり、集客型は「広く浅く」ですが、紹介型は「狭く深く」なのです。
紹介を最大化する仕組みをつくる
紹介は偶然に頼るものではありません。
紹介されやすいホームページを用意し、紹介した人もされた人も気持ちよくつながれる仕組みを作ることが大切です。
たとえば・・・
- 名刺やLINEにホームページのURLを入れておく
- お客様の声を定期的に更新して紹介しやすくする
- 「こんな方におすすめ」という紹介トークを載せておく
こうした小さな工夫で、紹介の連鎖は大きく広がっていきます。
集客よりも紹介をデザインする
ホームページを作る目的を「集客」に限定してしまうと、思ったような成果が出ないことがあります。
むしろ「紹介されやすいホームページ」を意識すると、自然と信頼が積み重なり、紹介の数が増えていきます。
これからの時代は、集客ではなく「紹介をデザインするホームページ作り」が重要です。